牛尾神社

牛尾神社うしおじんじゃ

牛尾神社 紹介動画

※ 音声はありません。

潟上の歴史的神社

「潟上の天王さん」の名前で親しまれる古社。
792年「出雲大社」より大国主命などを勧請して建立。
再建された拝殿には鯉の泳ぐ姿や順徳上皇の物語絵など精緻な彫刻群が施され、当時の棟梁や名工たちの技術が偲ばれる。
拝殿前の樹齢約1千年の御神木は、子授け・安産の杉として信仰されている。

格式ある能舞台

社殿に向かって左側に、参道に正面を向けて配置されている。
現在の能舞台は、本間家能舞台を手本にして明治33年(1900)に再建されたもので、正面入母屋造、背面寄棟造、桟瓦葺である。

装飾と伝統の継続

鏡板には松と竹の絵が描かれ、舞台の四方にめぐらした水引(虹梁)には若葉が彫られるなど装飾的な細部意匠も見られる。
常設の地謡座には擬宝珠勾欄が両側に付いており、鏡の間と橋掛りも常設である。

佐渡の代表的な能舞台

定能が盛んであった「国仲四所の御能場」の1つ。
現在も毎年6月12日の牛尾神社祭礼前日に島内の演者が集まり、薪能が行われている。
佐渡の能舞台では床高、開口高、橋掛りの長さとも最大規模であり、全体の構えも堂々とした佐渡を代表する能舞台のひとつである。

(資料提供:佐渡市)

フォトギャラリー

アクセス

住所:〒952-0103 新潟県佐渡市 新穂潟上 2529

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距離自転車
椎崎諏訪神社まで4.6㎞8分14分
本間家能舞台まで1㎞2分3分
加茂神社まで8.4㎞16分25分
大膳神社まで15㎞22分45分
堀記念 金井能楽堂まで10.8㎞17分32分
時間は目安です。

主催:公益社団法人能楽協会、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
委託:令和5年度日本博 2.0 事業(委託型)

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